クリスティアン ラッセル オートン

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川の瞬間 (2006、98 x 36 cm, ラムダプリント)

川は町を流れます。それは活々と体内を巡る動脈に似ています。それはまさに、万物が相互に作用するための場所なのです。川は、町の織り成す風景に絶対不可欠なものであ り、またそれは人がその中にいながら町を見つめることのできる物理的雲の切れ間のような空間でもあ ります。終には、川は町そのものであると同時に、町を出る経路となります。上流を見上げると、そこには町を抱く山があ り、下流を見やればその視界のはるか向こうには海が広がっているのです。

 

       
   
     

 

ステートメント

クリスティアン オートンの写真は、社会的なコンポーネントや物理的な顕現、風景の変化といった、彼が長年持ち続けた共同体(コミュニティ)の概念への興味を反映しています。自分の周りのコミュニティを撮影した、彼の最も初期のシリーズである『山科田圃』は、依然静かな田園地帯が広がる一方、最近急速に市街化しつつある京都、山科の持つその二つの側面の相互作用と緊張を表現した作品です。このプロジェクトは彼が京都のコミュニティを構成している様々な空間と現場を撮影している『深夜の発育』『町家のポートレート』『間の空間』というシリーズをふくめた『古都の36景』と呼ぶより大きな構想の制作へと発展しました。これらの作品で目立つのは、京都を特徴づけるのにたびたび使用されるモニュメント的な建造物の不在です。むしろ、住民の日常の経験や、町を織り成す風景を作り出す場所が意識されています


山科田圃 (2001)    
 

 

 

   
深夜の発育 (2003)    
 
     

 

 

 
町家のポートレート (2004)    
 
     
 

 

 

 
間の空間 (2004)    
 
     

 

 

   
主な展覧会、プロジェクト

2004.6.26 ー  120年後のREBIRTH。 建築家Geoffrey Moussasの 町家披露会にて修復過程の写真展示。京都市左京区大菊町
2004.3.25-4.16 ー Silent Perspectives。共同展覧会 原口佳子。フランダースセンター,大阪
2003.10.13-24 ー  Lost Space。共同展覧会 Eleanor Chung。 クラブ・カーマ,大阪
2003.9 ー  Square Foot。芸術家グループ展。A.W.O.L. ギャラリ?,トロント,カナダ
2003.2 ー 深夜の発育: Kyoto Urbane Landscapes。個展。E-D. ギャラリー,京都
2000.4 ー  Projections: Exterior/Day。 (実験的フィルム)。コンコーディア大学。モントリオール, カナダ

 

出版物掲載写真作品

2006.06 ー Mark Another Architecture Magazine。京都御所迎賓館の記事 Tom Daniell記事 写真掲載
2006.06 ー Mark Another Architecture Magazine。京都市現代建築の記事 Tom Daniell記事
 写真掲載
2005.09 ー 関西タイムアウト343号:UrbanAntiheroes(pp.52)。KyotoLOCOサイクル
メッセンジャーの祭典についての記事 写真掲載
2004.12 ー 関西タイムアウト 334号:Remaking Machiya (pp.36/37)。Mathew Larkingインタビュー記事 写真掲載
2000.5 ー Scrivener Creative Review, McGill大学 出版 選択作 報道機関

 

作品についての出版物記事

2003.10
 ー 関西タイムアウト 320号:Lost Saces (pp.37)。記者 Rob Wakulat
2005.1.8 ー テレビ朝日。ビフォーアフター